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令和7年度 帯状疱疹ワクチン 定期予防接種

ページID:0013360 更新日:2025年5月1日更新 印刷ページ表示

令和7年度 帯状疱疹ワクチン 定期予防接種

 令和7年4月1日より、65歳以上の方などへの帯状疱疹ワクチンは予防接種法に基づく定期接種の対象となりました。
 このことにより、高齢者等の重症化予防を目的として苅田町でも65歳以上の方などを対象とした帯状疱疹ワクチンについて接種費用の助成をおこないます。接種対象となる方は費用の一部を負担することで接種が受けられます。
 接種を希望する方は制度内容やワクチンの効果をよく確認し、接種を検討してください。
 帯状疱疹ワクチンは発症を抑制し、重症化や後遺症の予防につながるとされています。

※接種の際は医療機関に事前予約のうえ、必ず個別通知(はがき)を持参してください。

帯状疱疹とは?

 子供の頃にかかった水痘(水ぼうそう)ウイルスが体の中で長期間潜伏し、加齢・疲労・ストレス等で免疫が低下した際などに「帯状疱疹」として発症します。
 帯状疱疹は水ぶくれを伴う赤い発疹が体の左右どちらかに帯状に出る皮膚の疾患です。強い痛みを伴うことが多く、症状は3週間から4週間ほど続きます。また、帯状疱疹は合併症を伴うことがあり、代表的なものは皮膚の症状が治まった後も3か月以上痛みが続く「帯状疱疹後神経痛(Pin)」があります。

対象期間

令和7年4月1日~令和8年3月31日
※この期間を過ぎると全額自費になります。

対象者

 接種日当日時点で苅田町に住民票があり、今まで任意接種で生ワクチン(ビケン)1回、組換えワクチン(シングリックス筋注用)2回を接種したことがなく、下記の要件に該当する方。

 (1)下記の生年月日の方

帯状疱疹ワクチン接種対象者
年齢 令和7年度接種対象者 生年月日
65歳 昭和35年4月2日~昭和36年4月1日生まれ
70歳 昭和30年4月2日~昭和31年4月1日生まれ
75歳 昭和25年4月2日~昭和26年4月1日生まれ
80歳 昭和20年4月2日~昭和21年4月1日生まれ
85歳 昭和15年4月2日~昭和16年4月1日生まれ
90歳 昭和10年4月2日~昭和11年4月1日生まれ
95歳 昭和5年4月2日~昭和6年4月1日生まれ
100歳以上 大正15年4月1日以前に生まれた方

※上記表の生年月日に該当する方には4月に個別通知(はがき)を送付します。

※100歳以上の方は、令和7年度のみに限ります。

※助成対象となるのは生涯一度限りです。今年度に接種された方は5年後は助成対象にはなりません。ご注意ください。

 (2)接種日時点で苅田町に住民票があり、60歳以上65歳未満の方でヒト免疫不全ウイルスによる免疫の障がいがあり、日常生活がほとんど不可能な方。(概ね身体障害者手帳等級1級の方)

  なお、上記の障がい以外(例:肢体不自由等、心臓・腎臓・呼吸器機能等に障がいがあり、身体障害者手帳等級1級の方)の方は該当しません。

※対象者(2)の方で身体障害者手帳等級1級(ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害)をお持ちの方は、接種の際は身体障害者手帳を指定医療機関にお持ちください。

 

ワクチンの種類と回数・接種費用(公費助成後の自己負担金)

帯状疱疹ワクチン接種詳細
  生ワクチン「ビケン」 組換えワクチン「シングリックス」
接種方法 皮下に接種 筋肉内に接種
接種回数と間隔 1回 2回(2か月以上の間隔をあける)
接種費用

2,000円

※生活保護受給中の方は無料

5,000円(1回につき)

※生活保護受給中の方は無料

他のワクチンとの接種間隔 その他の生ワクチン接種を受けた人は27日以上の間隔を置いて接種してください。 間隔の制限はありません。

 

帯状疱疹ワクチンの予防効果と持続期間

帯状疱疹ワクチンの予防効果と持続期間
ワクチンの種類 生ワクチン(ビケン) 組換えワクチン(シングリックス)
発症予防効果 接種後1年時点 6割程度の予防効果 9割程度の予防効果
接種後5年時点 4割程度の予防効果 9割程度の予防効果
接種後10年時点 7割程度の予防効果
持続期間 5年程度 9年以上

 

接種時に持参するもの

・個別通知(はがき) ※対象者(1)の生年月日に該当する方
・有効期限内の健康保険証、またはマイナ保険証、もしくは資格確認書
・接種費用(生活保護受給中の方は診療依頼書)
・対象者(2)に該当する方は身体障害者手帳、手帳をお持ちでない方は医師意見書(様式は医療機関にあります)

指定医療機関

帯状疱疹ワクチンの副反応と接種をしてはいけない方

(1)副反応

帯状疱疹ワクチンの副反応

ワクチンの種類 生ワクチン(ビケン) 組換えワクチン(シングリックス)
主な副反応

・局所症状(赤み、かゆみ、熱くなる、腫れ、痛み、硬くなる)発疹、倦怠感

・アナフィラキシー(全身のかゆみ、じんましん、喉のかゆみ、ふらつき、動悸、息苦しいなど)

・血小板減少性紫斑病(鼻血、歯ぐきの出血、青あざができる、出血が止まりにくいなど)

・無菌性髄膜炎(発熱、吐き気、頭痛、うなじがこわばり固くなって首を前に曲げにくいなど)

・局所症状(赤み、かゆみ、熱くなる、腫れ、痛み、硬くなる)発疹、倦怠感

・アナフィラキシー(全身のかゆみ、じんましん、喉のかゆみ、ふらつき、動悸、息苦しいなど)

・疲労、悪寒、発熱、頭痛、筋肉痛、下痢

(2)接種をしてはいけない方

     <両ワクチン共通>

  1. 明らかに発熱のある方(通常37.5℃以上)
  2. 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな方
  3. ワクチンで過去にアナフィラキシーを起こしたことがある方 なお、他の医薬品投与でアナフィラキシーを起こしたことのある方は、予防接種を受ける前に医師へその旨を伝え、判断を仰いでください。
  4. 医師が予防接種を受けることを不適当と判断した方

    <生ワクチンの場合>

  5. 先天性及び後天性免疫不全状態の方                                           例えば、急性及び慢性白血病、リンパ腫、骨髄やリンパ系に影響を与えるその他疾患、HIV感染またはAIDSによる免疫抑制状態、細胞性免疫不全などによる
  6. 副腎皮質ステロイド剤や免疫抑制剤などの治療を受けており、明らかに免疫抑制状態の人
  7. 接種前3か月以内に輸血またはガンマグロブリン製剤の投与を受けた方
  8. 27日以内にほかの生ワクチンの接種を受けた方

次の方は接種前に医師にご相談ください

  1. 心臓病、腎臓病、肝臓病や血液の病気などの基礎疾患がある方
  2. かぜなどのひきはじめと思われる方
  3. 予防接種で接種後2日以内に発熱、発疹、じんましん等のアレルギーを疑う症状がみられた方
  4. 薬の投与または食事で皮膚に発疹が出たり、体に異常をきたしたことがある方
  5. 今までにけいれんを起こしたことのある方
  6. 過去に免疫不全と診断されたことのある方、及び近親者に先天性免疫不全の方がいる方
  7. 水痘・帯状疱疹を予防するワクチンに含まれる成分でアレルギーを起こすおそれのある方
  8. 血小板が少ない方や出血しやすい方

接種後は以下の点に注意してください

  1. できるだけ体調の良い日を選んで予防接種を受けるようにしてください。
  2. 接種日当日は激しい運動や大量の飲酒は避け、接種部位を清潔に保ってください。接種当日の入浴は差し支えありません。
  3. 接種後30分は病院などにいるなどして様子を観察し、アレルギー反応などがあれば医師とすぐ連絡を取れるようにしておきましょう。
  4. 接種後に接種部位の異常な反応や体調の変化を感じた場合、高熱、けいれんなどの異常な症状があらわれた場合には、すぐに医師の診察を受けてください。
  5. 接種後4週間は副反応の出現に注意しましょう。
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