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睡眠健康週間
「睡眠の日」の前後1週間は睡眠健康週間です!
春:睡眠の日 2025(令和7)年3月18日(火曜日)
睡眠健康週間 2025(令和7)年3月11日(火曜日)~3月25日(火曜日)
秋:睡眠の日 2025(令和7)年9月3日(水曜日)
睡眠健康週間 2025(令和7)年8月27日(水曜日)~9月10日(水曜日)
私たちは人生の3分の1を眠って過ごします。最も身近な生活習慣である睡眠にもっと目を向けてみませんか?
睡眠5原則
ライフステージごとのテーマ
こども
寝る前・寝床の中でのTV・ゲーム・スマホ使用を控えましょう
●夜の居室は暗めにし、寝室は暗くして眠りましょう
●寝る前・寝床の中でのデジタル機器の使用は、夜ふかし・朝寝坊、睡眠不足を助長します
夜ふかしに注意しましょう
●小学生→中学生→高校生と成長するに伴い、夜ふかし・朝寝坊になりやすくなります
●夜ふかしは、睡眠不足を招く一大要因です
●週末に長く寝る(寝だめ)習慣は、平日の睡眠不足のサインです
起床後から日中にかけて太陽の光を浴びて運動しよう
●登校時や学校で太陽の光を十分に浴びましょう
●週末も普段と同じ時間に起床して、太陽の光を浴びましょう
●日中はしっかり運動し、ストレスを発散しましょう
朝食をしっかりとり、カフェイン摂取を控えましょう
●朝食を欠かさず、三度の食事を規則正しくとりましょう
●カフェイン飲料(コーヒー・コーラ類・エナジードリンクなど)の摂取量をできる限り減らしましょう
1. 日中に十分運動し、ストレスを発散できないと、眠りを先送りし、寝る前・寝床の中でストレス解消行動(スマホ使用等)が生じ、夜ふかし・朝寝坊を助長する可能性があります。
2. 乳幼児~小学生頃までは、錯乱性覚醒(寝ぼけ)、睡眠時遊行(夢遊病)、夜尿(おねしょ)などが生じやすい時期ですが、これらの症状は、睡眠が成熟する過程で一時的に出現する場合が多く、多くは成長とともに自然に消失します。
Good Sleepガイド(ぐっすりガイド)こども版 [PDFファイル/1.04MB]
成人
寝る前や深夜のパソコン・ゲーム・スマホ使用は避けましょう
●寝る前・寝床の中でのデジタル機器の使用は、夜ふかし・朝寝坊、睡眠不足を助長します
●就寝前はこれらの使用を避けるようにしましょう
睡眠時間を十分に確保しましょう
●仕事、家庭、趣味と忙しい生活を送っていると慢性的な睡眠不足になりがちです
●毎日十分な睡眠時間を確保できるよう生活を工夫しましょう
●週末に長く寝る(寝だめ)習慣は、平日の睡眠不足のサインです
ストレスを寝床に持ち込まないためのリラクゼーション
●ストレスが高い状態のまま寝床に入ると睡眠休養感が低下します
●日中のうちにストレスを発散させ、寝る前にリラックスする方法を身につけましょう
カフェイン・飲酒・喫煙を控えましょう
●夕方以降のカフェイン摂取、飲酒、喫煙は睡眠の妨げになるため控えましょう
●寝酒習慣はかえって眠りを悪化させます
●就寝直前の夕食や夜食習慣も眠りを妨げるため、食習慣も併せて見直しましょう
1. 睡眠不足は肥満・メタボリックシンドローム、循環器系疾患(高血圧、心筋梗塞、狭心症、脳卒中)、うつ病などの発症リスクとなるとともに、仕事の効率も低下させます。このため、慢性的な睡眠不足にならないよう工夫する必要があります。
2. 交代制勤務は、体内時計の不調を招きやすく、適切な睡眠時間の確保を困難にし、健康リスクを高めます。このため、仮眠のとり方や光の浴び方を工夫し、リスクを最小限にとどめる方法を身につけましょう。
3. 睡眠環境、生活習慣、嗜好品のとり方を改善しても、睡眠休養感が高まらない場合、不眠症、閉塞性睡眠時無呼吸等の睡眠障害、うつ病などの睡眠障害が隠れている可能性がありますので、医師に相談をしてください。
Good Sleepガイド(ぐっすりガイド)成人版 [PDFファイル/1009KB]
高齢者
寝室はなるべく暗く心地よい温度に調節しましょう
●寝室の温度は、季節に応じて眠りを邪魔しない範囲に調節しましょう
●日中はできるだけ太陽の光を浴び、寝室は支障のない範囲で暗くし、昼夜のメリハリをつけましょう
長い時間寝床で過ごすのをやめましょう
●必要な睡眠時間は加齢とともに減少します
●眠くなったら寝床に入る、目が覚めたら寝床から離れるように心がけましょう
日中は長時間の昼寝は避けて運動習慣を設けましょう
●昼寝は短時間に留めましょう
●日中はしっかりと体を動かし、睡眠時間の確保・睡眠休養感の向上を促しましょう
カフェイン・飲酒・喫煙を控えましょう
●夕方以降のカフェイン摂取、飲酒、喫煙は睡眠の妨げになるため控えましょう
●1日のカフェイン摂取総量が多いと、午前中の摂取であっても夜の睡眠に影響する場合があります
●寝酒習慣はかえって眠りを悪化させます
1. 加齢とともに、必要な睡眠時間が減少するとともに、早寝・早起き傾向にシフトします。
2. 一人で行う運動習慣も睡眠改善に有効ですが、集団で行う運動やレクリエーション活動も睡眠の質向上に寄与します。
3. 多くの睡眠障害は加齢とともに罹患率が増します。睡眠環境、生活習慣、嗜好品のとり方を改善しても、睡眠休養感が高まらない場合、不眠症、閉塞性睡眠時無呼吸等の睡眠障害が隠れている可能性もありますので、専門家に相談をしてください。
Good Sleepガイド(ぐっすりガイド)高齢者版 [PDFファイル/991KB]
「睡眠の日」は眠りについて考えるいい機会です。
この機会にぜひ、睡眠状況を見直してみましょう!