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苅田町は比較的あたたかくて雨が少ない自然の環境を活かして、約70年以上前は海岸近くで「入浜式」という方法で塩が作られていました。
現在は、田んぼでの稲作りを中心に農業がおこなわれています。特に白川地区で作られる米を「白川米」という名前で販売していて、苅田町の米を多くの人に食べてもらうためのとりくみをしています。そのほかにも紫芋を生産し、紫芋を使った菓子は町の特産品にもなっています。
苅田町は海に面していることから、水産業が昔から盛んに行われてきました。
苅田港周辺の海では、チヌやスズキ、コショウダイなどの魚がとれ、豊前海で養殖している豊前海一粒かきは町の特産品です。また白石の海岸では春になるとマテ貝がとれ、貝をほりにくる人でにぎわいます。