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レプトスピラ症に注意しましょう

ページID:0010165 更新日:2024年6月28日更新 印刷ページ表示

レプトスピラ症に注意しましょう!

レプトスピラ症とは

レプトスピラ症は、病原性レプトスピラという細菌に感染することでおこる人獣共通感染症であり、多様な症状を示す急性の熱性疾患です。
レプトスピラは、汚染された下水、河川、泥などを介して経皮的または、経口的にヒトに感染します。
福岡県内でも、川遊びの後にレプトスピラが感染したと疑われる事例が発生しているため、注意が必要です。

症状

潜伏期間は3~14日で、突然の悪寒、戦慄、高熱、筋肉痛、眼球結膜の充血が生じ、4~5病日後、黄疸や出血傾向が増強する場合もあります。
風邪のような症状のみが現れる軽症型から、黄疸、出血、腎不全などの症状が現れる重症型(ワイル病)まで症状は様々です。

感染経路

レプトスピラは、野生のネズミ、イヌ、ウシ、ウマ、ブタなどが保有していることがあり、尿と一緒に排泄されることで、水や土壌を汚染します。
レプトスピラの感染経路は、主に、汚染された水や土壌と接触することで、傷口や粘膜から感染する経皮感染と、汚染された水や食品を飲食することで感染する経口感染があります。
特に、国内では川遊びや水辺のレジャーを行った後にレプトスピラ症を発症する事例が多く発生しています。

予防・対策

・川や池などでの遊泳、レジャーを行う場合は、水中でけがをしないよう適切な服を着るようにしましょう
・けがをしている場合は水の中に入らないようにしましょう
・川の水はそのまま飲まないようにしましょう
・台風や大雨の後など、川や池が増水している場合や、水が濁っている場合は、水の中に入らないようにしましょう