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北九州市・行橋市と水道の基本協定を締結
5月1日、苅田町は北九州市・行橋市と3者で、北九州市から水道用水を供給するための基本協定を締結しました。町は、主要な水源である油木ダムが降雨不足により貯水率が低下すると今川からの取水が制限されるため、深刻な渇水に悩まされてきました。この水道用水供給事業によって、今後、安定的な水源確保に繋がることが期待されます。
北九州市からの送水管は今年度から敷設設計が始まり、令和7年度から9年度までの間、苅田町を経由し行橋市までおよそ15キロメートルの敷設工事が行われます。供給は令和10年度から平常時一日当たり2500トン、加えて緊急時には4000トン増量されます(合計6500トン)。締結式で遠田町長は、「渇水は町全体の問題。今回の協定により、安心安全な水が安定的に供給され渇水リスクも大幅に軽減できる。大変ありがたい」と述べました。
協定締結後には、北九州市の武内市長と「北九州空港の発展に向けたプロジェクト」などについてのトップ会談も開催されました。今後も、地域全体で手を取り合い協力しながら、「もっと快適」「もっと住みやすいまち」になることを目指していきます。