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庄野新一さん(77歳) が、ウォーキングで地球約2周半にあたる累計10万kmを達成
歩き続けた17年・10万kmの軌跡
町内で理髪店を営む庄野新一さん(77歳) が、2026年5月にウォーキングで地球約2周半にあたる累計10万kmを達成しました。
60歳から17年間、毎日歩き続けてきた庄野さんに、その歩みをインタビューしました。

60歳から始まった挑戦
庄野さんがウォーキングを始めたのは、60歳のとき。当時は体重88kgで、理髪店の常連客から「このままでは糖尿病になってしまうよ」と言われたことがきっかけでした。最初の2週間は常連客と一緒にウォーキング。その後、ひとり歩きを始めました。
歩き始めた頃は1日10kmを目標にしていましたが、どんどん距離が伸び、1日20kmを超えるようになりました。毎朝午前2時頃に歩き出し、その日の気分によってコースを変えながら歩き続け、現在は大熊公園周辺を歩くことが多いと言います。
また、自営業として仕事を休んだことがなく、「わがままな休みはとったことがない」という仕事への誇りと責任感も、庄野さんの生き方を表しています。
17年間、ノートに刻んだ記録
庄野さんは、歩いた距離などを17年間欠かさずノートに書き留めてきました。その積み重ねが、10万kmという数字になりました。
雨の日も、暑い日も寒い日も、歩くのをやめることはありませんでした。「歩いて疲れるとか、帰りがつらいとか思ったことは一度もない」と庄野さんは笑います。
「親からもらった丈夫な体に感謝している」という言葉が、その力強さを物語っています。

「自分に嘘をつかない」という信念
「目標を掲げたからには自分に嘘をつかない」——これが庄野さんの17年間を支えた言葉です。できることを目標に掲げ、自分で決めたことは必ずやり遂げる。当初は「10万kmに達したら歩くのをやめるつもり」だったという庄野さんですが、目標達成後も毎日歩き続けています。
また、行橋〜別府の100kmウォークにも出場したかったという庄野さんですが、「仕事を休んだことがないから」と自営業としての責任を優先し続けました。仕事への誇りと、ウォーキングへの情熱を両立させてきた17年間でもありました。
これからは、妻のそばで
10万kmを達成した今、庄野さんの胸にあるのは妻への感謝です。今年に入り「できるだけ早く10万kmを達成したい」という思いが強まり、その思いが背中を押しました。17年間、何も言わず毎日「おかえり」と迎えてくれた妻の存在が、庄野さんの大きな原動力でした。「女房は、ずっと見守ってくれた。感謝しかない。人に助けられて生きていると実感している」と庄野さんは話してくれました。信念と感謝が支えた、地球約2周半・17年間の歩み。
「目標を掲げたからには自分に嘘をつかない」という言葉を胸に歩み続けた17年間は、見守り続けてくれた妻とともに刻んだ、かけがえのない軌跡です。




