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生活支援体制整備事業について
生活支援体制整備事業の推進
今後苅田町で高齢者数がピークに達する2045年(令和27年)に向けて、一人暮らしや夫婦のみの高齢者世帯や認知症高齢者が増加すると考えられています。それに伴い高齢者が生活を送っていくうえでのニーズも急増・多様化すると予測されており、介護保険サービスなどの公的サービスに加え、地域での支え合いが今まで以上に必要になってきます。
生活支援体制整備事業は、町内全域(第1層)及び各小学校区(第2層)に生活支援コーディネーターを配置し、支え合いの地域づくりについて話し合い、助け合う協議体を設置しています。
1 | 生活支援コーディネーターの配置 | 高齢者の生活支援や介護予防サービスの体制整備を推進するため、生活支援コーディネーター(地域支え合い推進員)」を第1層、第2層に配置しています。 |
2 | 第1層協議体の設置 | 住民のニーズや課題を共有し、地域づくりをする場として第1層協議体を設置し、各地域の情報共有や連携強化を図り、第2層協議体で解決できない課題や町全体で対応すべき課題について協議を行っています。 |
3 | 第2層協議体の設置 | 地域や住民同士の支え合いにより解決できそうな高齢者の生活課題を、できるだけ地域の中で解決できるよう、助け合いの拡充をはかる場として各小学校区6地区に第2層協議体を設置しています。 また、より多くの住民の方に興味・関心を持ってもらえるよう第2層協議体に「つながり隊」という愛称を付けています。 |
3-1 | 苅田小学校区つながり隊 | 買い物支援と居場所づくりのための「苅田にこにこ北広場」を第1・3水曜日11時より北公民館で開催しています。 |
3-2 | 馬場小学校区つながり隊 | 馬場小学校と連携して、防災についての発表会や料理などの授業を行い、多世代でつながる地域づくりを行っています。 |
3-3 | 南原小学校区つながり隊 | 地域の絆を作るためにボッチャを通じた交流会を開催したり、安心安全に生活できる地域のために防災フェアを南原小学校で開催しています。 |
3-4 | 与原小学校区つながり隊 | 校区内の多世代の交流の場を築くため、ウォーキングやボッチャ交流会、様々なテーマによる学習会を行っています。 |
3-5 | 片島小学校区つながり隊 | 多世代でつながっていくため地域の資源を活用し、世代交流農園で芋掘りを行ったり、健康づくりのためのスポーツ交流会を開催しています。 |
3-6 | 白川小学校区つながり隊 | 誰もが安心して暮らせるよう認知症高齢者等の徘徊が起こった際、適切に対応するための捜索や声かけの訓練を行っています。 |