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令和6年町長ブログ
11月18日(月曜日)
11月半ばまで比較的暖かい穏やかな日が続きましたが、明日からは寒波が来る
という予報で、例年のような秋の風情を感じる日が少なくなった気がしています。
今月下旬からは12月議会の準備が始まります。令和6年も1か月余りとなり、
役場の中も新年度予算の検討がスタートしました。
たくさんの課題を整理し、優先順位をつけて、計画的に事業を進めることが求められています。
来年3月までに県道 曽根・行橋線(大原八幡~今古賀・猪熊地区)の供用が開始となる予定です。
令和7年度中に町道 南原・殿川線(サンリブ~県道25号)を供用開始できるよう事業を進めています。
浄化センターで進めていた下水道前処理施設も完成間近となりました。し尿処理場の老朽化対策、浄化センターの機能強化に大きな役割や効果を期待しています。
新庁舎建設関連工事、小波瀬西工大前駅周辺整備、学校施設の更新工事等の計画やその他の多くの事業も、確実に実施できるよう準備しています。
苅田町は北九州空港の滑走路延伸、苅田港の岸壁整備、新松山地区への企業進出と
大きな事業が続いており、国や県の投資が実を結びつつあります。
この町は北九州・京築地域の発展や活性化に寄与する大きな役割を担っています。
町民の皆さまや議会のご理解を得て、さらに努力していく所存です。
引続き、町政運営にご理解とご協力をいただきますよう、お願いいたします。
10月11日(金曜日)
とても暑く長かった夏から、秋の気配が感じられる季節に変わりました。
厳しかったコロナ禍を経て、多くの人が集えるようになり、イベント会場等で笑顔を
見ると嬉しくなります。
今年も残り3ヶ月となりました。
年初は油木ダムの水位が低下したため、渇水状況となりご心配をおかけしましたが、町をあげて節水にご協力をいただき、乗り切ることができました。
改めて、お礼申し上げます。
今年5月に、北九州市から受水するための協定を結ぶことができました。
来年度から工事に着手し、計画では令和10年度から水の供給を受けることになっています。この広域での水道水供給は、北九州市から苅田町を経て行橋市まで結ぶものです。水源の確保ができ、渇水リスクを低減できるのではと期待しています。
総合体育館が8月にリニューアルオープンしました。
工事期間が1年を超えたため、その間ご不便をおかけしましたが、気持ちよく使っていただける施設になったと思っています。
スポーツ振興、健康づくりに活用していただきたいと思います。
苅田中学校の校舎更新工事が進んでいます。
仮校舎での授業等、生徒の皆さんや先生方にご協力いただいて、令和7年度末までに
校舎2棟、体育館等の更新を終える計画です。
新しい学びの環境を整備していく事業は今後も継続していく予定です。
9月議会では、令和5年度決算を認定いただきました。
詳しくは、広報10月25日号に記載します。新たな取組みを進めながら、財政健全化も目指せるように努力したいと思っています。
町政運営にご理解とご協力をいただきますよう、お願いいたします。
4月25日(木曜日)
年度末から年度初めにかけて続いた慌ただしさが、一段落したように感じます。
新規採用職員8名を迎えました。次代を担う苅田町の職員として、力を発揮できるように期待をしています。私も仕事しやすい環境や職場作りに励みたいと思います。
副町長として、福岡県から安成健一郎氏が着任しました。力を合わせて、苅田町の将来に希望が持てる持続可能な町にできるよう頑張りたいと思います。
苅田村が苅田町として町制施行したのは1924年(大正13年)です。
2024年(今年)は100年目の年になります。
その後、苅田町と小波瀬村、白川村が合併したのは1955年(昭和30年)1月1日、2025年1月は合併70年の記念の年となります。
町全体の節目として、70周年の年にちなむ記念行事やイベントを企画してまいります。
詳しくは、後日ホームページ等でご案内いたします。
4月11日に、北九州空港でヤマトフレイター(貨物専用機)の就航式典があり、出席いたしました。トラックだけでなく、飛行機を使って荷物を運ぶ新しい時代の到来を実感しました。
この飛行機には貨物約28トンが積載できるそうで、大型トラック5~6台分に相当すると説明がありました。
令和9年8月末には空港滑走路の延伸工事が終わり、供用開始の計画となっています。
物流の増加に加えて、人流も増えることが想定されます。
北九州空港に加え、隣接して苅田港を有する苅田町として、企業誘致や住みやすい町づくりへの戦略を整えていきたいと思います。
引続き、町民の皆さまの町政へのご協力、ご支援をお願いいたします。
4月8日(月曜日)
4月5日渇水対策本部を解散しました。
苅田町の主要な水源である油木ダム貯水率が今日現在67.2%まで回復しました。
振り返ると、1月10日に渇水対策本部を設置してから約3ヶ月間節水のお願いを行ってまいりました。1月31日には20.3%になりましたが、その後にこの時期としては異例の降雨があり、貯水率は徐々に回復しておりました。一安心しています。
雨に濡れた木々の緑が鮮やかで、役場前の桜も満開の状況です。
改めて天の恵みに感謝し、対応いただいた関係者の皆様にお礼申し上げます。
そして、ご協力をいただいた町民の皆さま、企業の皆さまに感謝申し上げます。
4月1日(月曜日)
令和6年度がスタートしました。
新しく8名が苅田町職員の仲間入りをしました。
心身ともに健康で、役場の仕事に慣れて、町民の皆さんへ行政サービスが提供できるようになってほしい。もっと良い町にするために力を合わせて頑張りましょうという旨の話をしました。
昨年度まで、苅田町で力を発揮していただいた城野副町長、隅田政策監が県庁、国交省に異動しました。お二人にも感謝申し上げたいと思います。
新聞にも掲載されましたが、町が発行する人権誌「しおさい」が、令和5年度人権啓発資料法務大臣表彰の最優秀賞を受賞しました。
先日、伝達式があり全国1039点の応募から選ばれたのだと聞きました。
昭和54年から長期にわたり刊行したこと、わかりやすい誌面、地域住民と行政の強いつながりを感じることができる、作成に携わった人々の熱意を感じること等が評価されたと知ることができました。
大変嬉しく思うとともに、「しおさい」関係者の皆さんにお礼を申し上げます。
油木ダム貯水率は、本日で53.7%まで回復しました。
2月から降り続いた雨のおかげです。まさに天の恵みだと思い感謝しています。
町民・企業の皆さんの節水へのご協力にお礼申し上げます。5月から農業用水が大量に必要となります。引続き節水へのご協力をお願いします。
苅田町消防本部にはしご車と指令車が配備されました。
はしご車は行橋市との共同購入・共同運用です。行橋消防本部に常駐し、苅田町からの要請で現地に駆けつけることになっています。
30m級のはしご車は28年ぶりの更新です。
本日、消防指令車も新車が配備されました。
苅田町白川出身 埼玉県在住 森晴志氏からの寄付を原資にして、消防本部指令車を新しく更新しました。消防本部指令車は18年ぶりの更新です。
消防車両が新しくなり、消防に関わる方々のモチベーション向上が期待できます。
今年度も苅田町行政運営へのご支援・ご協力をお願いいたします。
3月25日(月曜日)
3月22日 議会に来年度予算を議決いただきました。
165億1700万円余りの予算となりましが、主として子育て世帯・子どもたちへの投資、デジタル化、安全・安心なまちづくり、公共施設や小波瀬西工大前駅等の整備事業、健やかな地域社会づくり、活力ある産業・観光振興等に取組んでまいります。
その他にも、地域活性化、水源確保、商業・農業振興、企業誘致、与原区画整理進捗、健康増進、住環境整備、健全な財政運営、企業活動の支援、役場内の業務効率化、職員の働きやすい環境作り等、多くの課題にも町としてよい方向に進めるように努力していきたいと思っています。
引続き、行政運営に対しまして、ご支援・ご協力をお願いいたします。
新型コロナワクチン接種が終了しました。
令和3年5月から実施してきたワクチンの集団接種は、3月16日で終了しました。
接種実施回数は12万回超、実人数は3万人を超える方に接種をしたことになります。
接種や運営にご協力いただいた関係者の皆様、町民の方々、そして頑張ってきた町職員の皆さんに、心からお礼申し上げます。
令和5年度がもうすぐ終わり、暖かくなった季節に新しい体制で令和6年度を迎えます。
社会は大きな変革の時代を迎えたと言われますが、時代の変化にしなやかに対応できることを目指して、一層頑張りたいと思います。
3月18日(月曜日)
ブログの更新が久しぶりになってしましました。
すっかり春めいて、もうすぐ桜が咲くことが話題となっています。
日照時間が長くなり暖かくなって、小中学校の卒業式ではたくましくなった子供たちの様子に元気をもらいました。子供たちの未来が輝かしいものになるようエールを送ります。
今日は渇水の状況について、お知らせします。
苅田町の上水は、油木ダムからの放流水を今川河口から取水し、二崎浄水場で浄水化してお届けしています。油木ダム放流水は苅田町全体の上水の約70%を占めています。
例年、5月中旬からは農業用水として今川の水が使われます。
昨年8月から1月にかけて、私たちの地域は降水量が例年の半分以下だったため、油木ダムの貯水量が大きく減少してしまいました。
今年は1月に油木ダムの貯水率が20%近くになったため、役場内に渇水対策本部を設置し町民や企業の皆さんに節水のお願いをしてきました。
2月に入って雨が降り、今日の油木ダム貯水率は39%まで回復してきました。
まさに天の助け、恵みの雨だと思っています。
これから大量に水を使う時期が控えているため、まだ安心できる状況ではありません。
今後の降水状況や油木ダムの状況を注視していきたいと思います。
町民、企業の皆さんには、引続き節水の取組みにご協力をお願いします。