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ごみの減量には、身近なところからできる「3R」が効果的です。一人ひとりが、毎日の生活の中で少しずつ実践することで大きな成果につながります。
ごみは、持ち主が不必要と感じたとき、はじめてごみになります。何度でも繰り返し使えるものを選び、本当に使えなくなるまでごみとして出さないようにしましょう。
また、ある人にとっては必要なくても、他の人にとっては必要なもの、有益なものになることもあります。知人に譲ったり、フリーマーケットに出したりして、「ごみ」になることを防ぎましょう。
使い終えた物でも、アイデア次第で他の使い道が見つかるかもしれません。
何重にもくるまれて包装され、中味を取り出すまでに時間がかかる商品の包装材はほとんどが「ごみ」になってしまいます。最初から「ごみ」になるとわかっているものは、持ち帰らないようにしましょう。
例えば
過剰包装はことわる。
買い物をするときは、各自袋を持参する。
ペットボトルや缶よりも、リターナルビンを買い、あきビンはお店に戻す。
食品のトレイはスーパーの回収ボックスに戻す。
など
苅田町では、燃やせるごみは固形燃料化し、燃料としてリサイクルしていますが、燃やせるごみの中には、別の資源としてリサイクル(再生使用)できるものがあります。
苅田町の燃やせるごみの成分の中で一番多いのが紙類です。新聞紙や段ボールなどは「再生紙」としてリサイクルできますので、分別して出すことで、燃やせるごみのリデュース(減量)にもつながります。
紙類はできるだけ分別して、地域の資源回収や公民館等に設置している古紙回収ボックスに出しましょう。
→ 古紙回収ボックス設置場所
また、ノートやトイレットペーパー等の紙製品は、再生紙でできた物を買うように心がけましょう。
※再生紙を使った商品など一定の基準を満たした商品には、グリーンマークがついていますので、購入時の参考にしてください。
ペットボトルのキャップは様々なプラスチック製品としてリサイクルされます。
ペットボトルのキャップはできるだけ分別して、公民館等に設置しているエコキャップ回収ボックスに出しましょう。燃やせるごみの日に50個程度を袋に入れて、燃やせるごみの集積場所に出していただければ、分別収集しています。
→ ペットボトルキャップ回収ボックス設置場所
古着は自動車内装材等にリサイクルされます。
古着はできるだけ分別して、公民館等に設置している古着回収ボックスに出しましょう。
→ 古着回収ボックス設置場所
ものを購入するときから、ごみにならないもの、リサイクルしやすいものを選ぶことをプレリサイクルと言います。
牛乳は使い捨て紙パックではなく、リサイクルしやすいガラスビン製品を購入したり、洗剤などは一度容器入りのものを購入した後は、中身だけの詰め替え用を使いましょう。
循環型社会を実現するためには、個人や団体がそれぞれの立場で自主的にごみの3R(リデュース・リユース・リサイクル)を実践していくことが必要です。
福岡県では、地域や職場、学校等において開催される3Rに関する学習会等の「3R教室」に3Rの達人を派遣する事業を実施しています。
詳しくは福岡県のホームページ<外部リンク>をご覧ください。