国指定天然記念物青龍窟の立入禁止の解除について
平成30年7月豪雨災害により、青龍窟周辺において大規模な土砂崩れが発生したため、所有者・専門家等の審議の結果、見学者の安全確保と文化財保護の観点から、立ち入りが禁止される状況となりました。その後、専門家(苅田町文化財保護審議会委員 浦田健作氏)による崩落原因・範囲等の把握のため定期観察を続けています。その調査結果・専門家の指導に基づき、苅田町教育委員会は、青龍窟周辺崩壊地の立入禁止の明示や洞内の遺構露出箇所の応急処置の対応をおこない、所有者・専門家等の承諾を得て、令和2年4月1日から国指定天然記念物青龍窟の立入禁止の解除をおこなうこととします。
青龍窟において洞口ホール以外の洞内へ入る場合は、苅田町教育委員会・苅田町消防本部と平尾台自然観察センターへ事前に届出が必要です。様式は苅田町役場HPからダウンロードできます(https://www.town.kanda.lg.jp/_1656/_1666.html)。また、国指定天然記念物青龍窟の環境保全と安全な利用のための青龍窟ガイドブック(届出様式付)を無料頒布しております。
【青龍窟の立入禁止の解除に伴う注意点】
・弁入川付近に土砂が到達する恐れがありますので、ロープ内には立ち入らないでください。
・特に、雨天時には、土砂崩れの可能性が高くなりますので、青龍窟付近には近づかないようにしてください。
・等覚寺駐車場から青龍窟までの作業道は、車両での立ち入りは禁止です。
徒歩のみ進入することができます。
生涯学習課まちの歴史担当
電話 093-434-2212(ダイヤルイン)