ストーブ火災に注意
12月に入り、本格的に寒くなる季節を迎え、ストーブを使うご家庭も多くなってくると思います。使用上の注意を守って火災を予防しましょう。
また、電気ストーブは火を使わないから安全だと思われがちですが、使用方法を誤ると石油ストーブと同じように出火する危険があります。
住宅で発生する火災の大半は、消し忘れや使用方法の誤りなど、人の過誤(ヒューマンエラー)が原因に関係しています。
1使用をするときの注意事項
(1)ストーブの近くにふとん・座ぶとん・寝具、衣類など燃えやすいものを置かないようにしましょう。
(2)就寝時にストーブを使用するのは避けましょう。
(3)ストーブの周囲や上方に洗濯物を干さないようにしましょう。
(4)カーテン等がストーブに接触しないように、離して使用しましょう。
(5)ストーブの近くでヘアスプレー等の使用、放置はやめましょう。
2使用方法
(1)取扱説明書をよく読んで、正しい方法で使用しましょう。
(2)石油ストーブに灯油を給油するときは、必ず火を消してから行いましょう。
(3)カートリッジタンク式のものは、給油後、タンクのふたを確実に締めましょう。
(4)電気ストーブやファンヒーターを使わないときは電源プラグを抜きましょう。
3点火及び消火時の確認
(1)点火後は、正常に燃焼していることを確認しましょう。
(2)外出等の際には、必ず完全に消火していることを確認しましょう。
(3)電気コードやガスホースなどに傷みが無いか確認しましょう。
(4)ストーブを使用して、異常を感じた場合は、すぐに使用を中止し、製造元や販売元に相談しましょう。
4点検・整備
(1)暖房シーズン前には、取扱説明書に従って点検を行い、必要に応じて、修理、又は取り替えを販売店等に依頼しましょう。
(2)暖房シーズン後には、説明書をよく読み、ストーブの清掃・整備を行いましょう。
5灯油などの燃料の保管
(1) 灯油用の容器は金属製のもの、又はポリエチレン製で「型式試験確認済証」又は「推奨マーク」が貼付されているものを使用し、必ず栓をしっかり締めて密閉しましょう。
(2)灯油などの燃料は火気を使う場所から遠ざけ、直射日光を避けた冷暗所に保管しましょう。
(3) 地震時に容器が転倒したり、落下物によって容器が破損するような場所での保管はやめましょう。
消防本部予防課
電話 093-434-0299