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119番通報の要領

ページID:0001572 更新日:2023年12月19日更新 印刷ページ表示

近年、都市化が進み日常生活が便利になっていくその一方で、多種多様な災害が増えてきています。また、高齢化社会が進むにつれて、急病・事故などによる救急事案が増えてきています。その為、119番通報を掛ける機会が増えてきました。実際、当消防本部においても、問い合わせなどを含めるとかなりの件数の119番通報を受けています。したがって、いつ誰が119番通報をかける立場になるか分かりません。その時に、落ち着いて、迅速・確実な通報が出来るように、これを機会に覚えておくようにしましょう。

119番

(1)一般的な留意事項

119番通報の際、消防本部等の指令員から「火事ですか?救急ですか?」と聞かれます。また、次のような情報をお尋ねしますので、落ち着いて答えて下さい。

火災の場合

  • 住所(近くの目標物・ビル等の場合、何階か?)
  • 何が燃えているか?
  • 逃げ遅れはいないか?
  • 通報者の氏名・電話番号

救急の場合

  • 住所(近くの目標物・ビル等の場合、何階か?)
  • 誰がどうしたのか?
  • 通報者の氏名・電話番号

事故の場合

  • 住所(近くの目標物)
  • どういう事故か?(例:普通乗用車が人を撥ねました。)
  • 怪我人(閉じ込められている人)はいるか?
  • 通報者の氏名・電話番号

緊急通報の際、通報内容から傷病者の生命がおびやかされていると思われる場合、傷病者への気道確保、人工呼吸、胸骨圧迫(心臓マッサージ)などの応急手当をお願いすることがありますので、ご協力をお願いします。
また、傷病者の年齢、持病、かかりつけの病院などについては適切な病院搬送につながる情報として、電話の際にお尋ねする場合があります。

(2)携帯電話からの通報における注意点

携帯電話・IP電話からの119番通報の際、通報者の位置情報が消防本部に通知されるようになりましたが、以下の点にご留意ください。

  • 通報場所の住所の確認をお願いします。もし、分からない場合は、近くの人に聞く、道路の看板、電柱等で確認するなどの手段があります。
  • 電波の特性上、管轄外の消防本部へ接続される場合があり、この場合は管轄消防本部へ転送されます。転送先でも通報内容を繰り返し聞かれますが、再度の応対についてご理解をお願いします。
  • 確認のため消防本部から折り返し電話をかけることがありますので、携帯電話、PHSの電源は入れたままにしておいてください。