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ご注意ください!塗料を拭き取った布が自然発火

ページID:0001557 更新日:2023年12月19日更新 印刷ページ表示

管内で塗料を拭き取った布から自然発火したと思われる火災が発生しました。

 動植物油は、空気に触れると酸化して熱が発生します。この熱を酸化熱といいます。この酸化熱が蓄積して温度が上昇することで、自然発火に至る可能性があります。

  • 油分を含んだ塗料を拭き取った使用済みのウエス
  • アロマオイルが染み込んだ大量のタオル等

どのような状態で自然発火するのか?

  1. 空気と接触する面積が大きくなっている(タオル等に染み込んでいる状態)
  2. 温度の高い状態にある(タオル等を乾燥機で乾燥した後)
  3. 放熱の悪い状態にある(乾燥機や袋等に堆積している状態)

予防方法

  1. 油(食用油、機械油など)が付着した衣類などは洗濯しても、繊維の隙間に油が残ることがありますので、乾燥機は使わずに、自然乾燥をしてください。
  2. 油の染み込んだ紙や布を捨てる場合は、水を十分に染み込ませるなどの処理をしてください。
  3. 油処理製品使用時には、使用方法・使用上の注意を読んでから使用するようにしてください。

〈参考〉

塗料の酸化熱により発火に至る事故の再現映像(独立行政法人製品評価技術基盤機構製品安全センター)<外部リンク>