福岡県京都郡 苅田町 KANDA TOWN

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苅田町地域水田農業推進協議会水田フル活用ビジョンの公表

1地域の作物作付の現状、地域が抱える課題

本町は福岡県の東部に位置し、東は周防灘に面し、西は北九州市の平尾台山系に連なり、南は小波瀬川を境として行橋市に接している。気候は瀬戸内海式気候に属し、一年を通じて降水量が少なく、比較的温暖な自然環境にある。地形は南北に長く、海と山が近接しており、人口は市街地に集中している。

産業は自動車産業を中心に、海岸部埋立地に企業群が立地し、町全体の製造業が占める割合が高い。これによる比較的優良な雇用背景のため、早くから農業の副業化が進んだことと、農家一戸当りの耕作面積が小さいこと、また都市化の進展に伴い、急速に農地や農家の消失がおこった。

農業は主に町の奥平野部で営まれており、水稲の単作経営が主体で、生産調整による麦等の作付けが僅かにある程度である。農地についても、長期にわたる生産調整のため、特に市街化地域で不作付地や耕作放棄地が発生している。

農業経営については所得も低く、農業従事者も高齢化しており、農業に対する将来的展望を見出しにくい状況にある。中でも、農業の担い手不足は最も深刻な問題で、本町の農業振興を考えていく上で、何よりも優先される課題である。

2作物ごとの取組方針

町内の約549ha(不作付地を含む)の水田については適地適作を基本として産地交付金を有効に活用しながら、作物生産の維持、拡大を図ることとする。

(1)主食用米

主食用水稲については、主食用米の作付を行うとともに、売れる米づくりの徹底により生産を行う。

栽培については、優良品種の導入や適性な肥培管理など、栽培技術の向上を図るとともに、有機物等の施用による土作りなど、環境保全型の生産を促進する。

(2)非主食用米

ア飼料用米

主食用米の需要減が見込まれるなか、飼料用米を転作作物の中心作物として位置づける。飼料用米の生産拡大にあたっては、国からの産地交付金の活用により、多収性専用品種の導入を支援することで収益性の向上を図り、農家所得の増大を目指す。

イWCS用稲

現在は一部に耕畜連携の取組が見られており、今後も近隣の畜産農家との連携を進めることで、WCS用稲の作付拡大につなげていくこととする。

ウ加工用米

主食用米と同じ品種・機械・施設で取り組むことができる転作作物として、従来より取り組みが行われている。今後は複数年契約を推進し、生産の拡大とともに安定供給を図っていくこととする。

エ備蓄米

加工用米と同様に主食用米と同じ品種・機械・施設で取り組むことができる転作作物として、産地交付金による作付支援を行いながら、安定供給を図っていくこととする。

(3)麦、大豆、飼料作物

麦、大豆については従来より戦略作物として推進しており、産地交付金を活用して担い手への集約、作付の団地・集積化(H25現状8.8ha→H28目標9.0ha)、水田の高度利用を進め、平成28年度には9haの作付けを目指す。飼料作物については現在一部に取組が見られており、今後も近隣の畜産農家との連携を進めることで、飼料作物の作付拡大につなげていくこととする。

(4)野菜、果樹、花き・花木

野菜等については直売所向け等の少量多品目での生産が多数である。今後も水田の有効活用を推進するため、産地交付金を活用し、野菜等の園芸作物の産地育成を図っていくこととする。

(5)地力増進、景観形成作物

地力増進、景観形成作物については、輪作体系の推進や水田の保全等の役割を担う作物であるため、産地交付金による作付支援を行い、特に地力増進作物の取組については、戦略作物等への作付誘導を行う。

(6)不作付地の解消

不作付地となっている圃場については大半が条件不利地ではあるが、提出された調整水田等の不作付地の改善計画においては作物の作付を検討するものも多く見られる。

現行の不作付地(70ha)については、産地交付金の活用により、地力増進作物、景観形成作物、野菜等への作付誘導を行うことで、解消を図っていくこととする。

問い合わせ
農政課
電話  093-434-1893(ダイヤルイン)
苅田町

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電話:093-434-1111(代表)

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